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SEKRIT|その2

というわけで、下の続き。SEKRIT は、いわゆるネットワークプレーヤー+プリメインアンプで、ネットワークオーディオって便利そうだけど、なんとなく面倒そう(NASとか、LANの構築とか、設定とか…)と思っていたけれど、始めてみると、うーん、これは便利かも(!)。

(ウチの場合、PS3+nasne のおかげで、アンプのすぐ横までLANが来ていたし、NASもすでにあるし(仕事用だけれど…)、というのもあって、かなりハードルは低かったのだけれど…)

で、SEKRIT の何が便利かというと(まるまる一体型というのもあって)、上の写真のように iPhone / iPad を完全なリモコン(音量から、プレイリストの作成、セレクタの切り替え、電源のオン/スタンバイまで…)として使えること。ソファに座りながら(猫を膝上に載せながら)、iPhone ひとつでネットワーク上にある音楽ファイルを聴きまくれるわけです。

さらに、AriPlay にも対応しているから、かなりお手軽に音楽を聴けてしまう(しかもけっこう音が良い…)。

(PC/Mac上の音も Songcast を使えば全部飛ばせるし)

というわけで、かなり快適な音楽生活を送っているわけです。

はい(肝心の音質については次回…)。

Antonio Loureiro

この夏、よく聴いていたのが、ブラジルの Antonio Loureiro なのだけれど、上の写真が2010年に出た初のソロアルバム『Antonio Loureiro』、で、去年出た『』はデジタルで買ったので、ジャケはなし( Linn Records で買えるよ/24bit96kHzもあるよ!)。

というわけで(?)、先週の木曜にライブにも行ってきまして、さらに彼の音楽、

野性とインテリジェンスの不可思議な同居。
<ソング>と<インストゥルメンタル>のあいだに広がる、都市の音楽。
ミナスの静寂を漂わせる歌、コンテンポラリー・ジャズの現代的タッチ、
エレクトリック・マイルスのカオスまでを飲み込む若き才能。

への理解が格段に進んだわけです。はい。

(あ、上のジャケからイメージする音楽=ダークな音楽では全然ないですよ)

0 / Ritornell

音楽の話。2013年上半期、よく聴いたメモ(メモっておかないとすぐに忘れてしまうんですよ本当に)。手前が、0『Soñando』、Ritornell『Aquarium Eyes』。

0は、Sylvain Chauveau(グロッケンシュピール、アコギ)、Joël Merah(アコギ)、Stéphane Garin(パーカッション、グロッケンシュピール)、という構成で、5月にライブに行ったこともあり、深く(も浅く)も長く聴き続けたのでした。

Ritornell は、全然知らなかったのだけれど、パステルさんのレヴューを読み、試聴し、買ってみた系、スルメイカ系。

両者に共通するのは、音が良いこと(笑)。

Screws

Amazon にお勧めされて、おお、LPがあるのか(!)、という感じで、Nils Frahm の『Screws [Analog]』を買ってみる。

このアルバム(“左手の親指にボルト4本を埋め込むという大怪我を負ってしまった彼が思いついた一つのアイデア「9本の指で9曲の短い楽曲を作ろう」” )は、出たときに、フリーなだけじゃなくて、しかも高音質データ(44.1kHz/24bit!)をダウンロードしていたので、その後、CDは買わなかったのだけれど、愛聴盤になってるし、ニルス・フラームのファンなので、何かしら貢献したいという思いもあって、なのでした。

このアルバムの親密な空気感ある録音は、アナログにぴったりだと思うし(45回転だし)。

はい。

続・Ear Plugs

承前、遅くなりましたが、続き。「音のバランスを変えずに、音量を絞る。これは単なる“耳栓”ではありません」なハイエンド耳栓、Sensaphonics さんの Musician’s Ear Plugs ですが、その後、色々と試してみまして。

まずは、映画館。1月にIMAX仕様で『ホビット』を見たのだけれど、クリアな音質+充分満足のゆく音量(こんなに音が大きくて耳が保つのか…と逆に心配になるほど)で、観賞後や後日の後遺症もなく、全然大丈夫(!)。

そして、大音量といえばクラブ。先日、京都のメトロ(クラブは十数年振り…)に行ったのだけれど、こちらもクリアな音質+充分過ぎる音量ながら、後遺症なしの、全然大丈夫(!)。

というわけで、耳は弱くなってしまったけれど、Ear Plugs さえあれば、ライブやコンサートに行けるようになったのでした(嬉涙)。

で、ひとつ注意点。耳栓をつけていると周囲の暗騒音が減る、つまり周りの些細な環境音が聴こえにくくなるので、人とぶつかったりしやすくなるかも(実際にぶつかって赤ワインを白シャツにこぼしたり…)。でも、これが逆に、空調の音や遠くの私語が聞こえにくくなるので、より音楽に集中できる、つまりクリアな音質に貢献していたりもするわけで。

はい。

(ちなみに僕の付けているフィルターは15dBカットです)